コラム

2015年12月24日

栄養士

管理栄養士について

 

近年、生活習慣病が国民の健康面における大きな問題となっています。生活習慣病の最大の原因となっている食生活の改善を担う医療スタッフの一員として、高度な専門知識と技術を持つ管理栄養士は活躍を期待されています。

食と栄養の専門職である管理栄養士は厚生労働大臣の免許を受けて、病院、保健センター、福祉施設、保育園・幼稚園、小学校、児童養護施設、スポーツ施設、コントラクトフードサービス企業などいろいろな場所やフリーで活躍をしている方もいます。

 


取得するには

 

《管理栄養士養成施設(修業年数4年)を卒業し受験資格を得る》

管理栄養士養成施設を卒業すると、「栄養士免許」と「管理栄養士国家試験受験資格」を得ることができます。「管理栄養士国家試験」に合格することで「管理栄養士免許」を取得することができます。

《栄養士養成施設(修業年数2~4年)を卒業、実務経験(※)を経て受験資格を得る》

栄養士養成施設を卒業すると「栄養士免許」が取得できます。「栄養士免許」を取得し、所定の実務経験を経て「管理栄養士国家試験受験資格」を得ることができます。「管理栄養士国家試験」に合格することで「管理栄養士免許」を取得することができます。

※実務経験は栄養士養成施設の修業年数により異なります。

修業年数2年→実務経験3年以上

修業年数3年→実務経験2年以上

修業年数4年→実務経験1年以上

「管理栄養士養成施設」であれば最短4年で「管理栄養士国家試験受験資格」を得ることができますが、「栄養士養成施設」では最短5年を必要とします。

「栄養士」、「管理栄養士」どちらも食育・栄養のスペシャリストであることに変わりはありませんが、「栄養士」は主に健康な人々を対象に栄養指導・給食管理を行うのに対し、「管理栄養士」はその方々に加え、傷病者など個々のさまざまな症状・体質を考慮した栄養指導や給食管理を行います。

自分が将来どのような立場で働きたいのか、しっかり考えた上で資格の取得を目指しましょう。

 


専門学校に進学するメリット

 

大学、短大、専門学校、どこに進学しても管理栄養士を目指すことができます。専門学校に進学するメリットを考えてみましょう。

まず、管理栄養士になるための勉強に集中することができるという事が挙げられます。大学、短期大学のカリキュラムは学科の専門科目だけでなく、広い教養を身につけるために一般教養科目が置かれています。取得しなければならない単位は学校ごとに違いがありますが、大学、短大はこの一般教養科目を必ず受講しなければいけません。専門学校のカリキュラムにはこのような一般教養科目というものは設定されていません。管理栄養士になるために必要な科目の他、食育・栄養に携わる者として必要な知識・技術に関する科目を集中的に勉強していくことになります。

「管理栄養士養成施設」の専門学校は全国に7校しかありません。そのほとんどが調理師科や製菓など、食に関わる他の学科を併設しています。このような学科を併設している専門学校では、調理技術を備えた管理栄養士を養成するために、調理実習にも力を入れたカリキュラムが組まれています。

また、看護や医療技術科を併設している専門学校では医療に関わるカリキュラムが組まれていることが多いです。

どちらカリキュラムを履修したとしても、将来管理栄養士として働くために必要な広い知識・技術を身につけることができます。学生のうちに管理栄養士が働く現場を体験できることは、実際自分がその立場に立った時にとても役に立つでしょう。自分がどのような職場で働きたいか、しっかり考えた上で進学先を決めるようにしましょう。

カテゴリー: 資格